尾道の将来を考える会

尾道の歴史を生かしたまちづくりの研究会です。公開された勉強会で市民とともに尾道の将来を考えていきます。

<お知らせ>

・平成28年1月1日付の報告書の見やすいチラシ版《−報告書 知っておきたい−尾道市が市議会と市民に発信した『情報の誤り』−》ができあがりました!
 是非、ご利用ください!
 ・画面表示用のチラシ表面.jpgファイル(940KB)
 ・画面表示用のチラシ裏面.jpgファイル(930KB)
 ・印刷用の少し精度の高い.pdfファイル(2.9MB) の合わせて3つのファイルをご用意しております。どうぞご利用ください。


        (チラシ表面.jpgファイル,940KB)         (チラシ裏面.jpgファイル,930KB)

・1月6日の修正版報告書の記載に一部誤りがありました。
 鳥取県庁舎の耐震改修費
 <誤>C.鳥取県庁舎(2011年11月)・・・・・一坪あたり44.5 万円
 <正>C.鳥取県庁舎(2011年11月)・・・・・一坪あたり28.4 万円
 現在は修正版をアップ(1月10日)しております。
 重ねてお詫びし訂正いたします。

・1月2日にアップした報告書に一部入力ミスがありました。
 <誤>5)平成26年3月末にはわかっていた市庁舎新築予定地の地質調査の結果が、
 <正>5)平成27年3月末にはわかっていた市庁舎新築予定地の地質調査の結果が、
 現在は修正版をアップ(1月6日)しております。

平成28年1月1日付『尾道市役所本庁舎の建替問題に関する報告書(要約)』(全6ページ/900KB版)をアップしました。(2016年1月2日アップ,1月6日修正版アップ,1月10日再修正版アップ)
 (埋め込み画像の精度の高い19MB版はこちらから

以下、『尾道市役所本庁舎の建替問題に関する報告書作成にあたって』より、

 平成25年12月に私たちは、尾道市がすすめようとしている市役所本庁舎の新築建替えについて疑問を抱きました。それは、市民が全く知らぬ間にこつ然と 浮上した計画であり、(中略) 私たちは2年間にわたり、尾道市の動向、特に市長発言、市庁舎整備検討委員会の議事録、広報おのみちを使った市民向けに発 信された情報の真偽等について注視し、(中略) 客観的なデータに裏付けられた判断をもとに下記の報告書(要約)をまとめました。私たちは、この報告書を 尾道市民に公開すべき義務があると判断いたします。

平成28年1月1日
尾道の将来を考える会

また、報告書巻末には、尾道市政だより(昭和35年4月5日/尾道市中央図書館蔵)に掲載された、市庁舎落成への寄稿文「尾道市廳舎の建築的特質」京都大学建築学教室 増田友也 をご紹介しています。是非、こちらも合わせてご一読いただけると幸甚です。


              (表示の早い900KB版)      (埋め込み画像の精度の高い19MB版)


建築士会/中四国ブロック広島大会2015@尾道
 〜人から人 町から町 過去から未来 「伝」 文化の遺伝子〜 をテーマに
 2015年(平成27年)6/13(土)〜6/14(日)(パネル展は7日〜20日) 尾道市各所にて(入場無料)開催されます。

 http://den2015.com

 尾道の将来を考える会も「まちづくり活動団体パネル展」で以下のテーマで展示予定です。
 http://den2015.com/contents/panel/
 新しい尾道の市庁舎を考える
 ー優れた近代建築、現市庁舎と公会堂を生かし公共空間を再生ー
 市庁舎と公会堂が一対となり清新な建築造形をつくり、尾道の海を前に、後ろに尾道三山を控えた風景の中に、行政施設と文化施設が調和した理想が実現され た公共空間が尾道には存在します。公会堂と市庁舎の解体ではなく、優れた近代建築を保存し『歴史都市』に相応しい市庁舎と公会堂の再生、『歴史を生かした 建築と経済的な耐震補強』の提案をしています。
『不易流行』、変わらぬ<土台>と多彩な<変化>。戦後の優れた「近代建築』もその建物の土台を生かし、歴史の流れを壊すことなく、リノベーションによる再生をパネル展示予定です。


東京からの熱いメッセージ「尾道市民のみなさまへ」! 本会、第五回目の意見広告が平成27年4月24日付の山陽日日新聞最終面に掲載されました。

 尾道が故郷の『沈黙の艦隊』かわぐちかいじ氏、クールな分析に信頼の厚い国際情勢アナリスト恵谷治氏から、また、尾道を愛するヴェネツィアやアマルフィ の地中海イタリアの都市の専門家から、ドイツに教会音楽とパイプオルガンを学び日本歌曲表現の第一人者である音楽家から、中国やまなみ街道で近くなった 米子市公会堂の保存を熱く支援された建築史家の方から、新しい地域経済・社会のあり方「里山資本主義』を唱える方から。東京から贈っていただいた言葉「尾 道市民のみなさまへ」。クールで確かな分析に支えられた、現公会堂と市庁舎に寄せる熱いメッセージが届きました。
〜(以下、メッセージからの抜粋)〜
 私たちにとって心の故郷ともいうべき尾道で、半世紀を越えて親しまれてきた公会堂を市庁舎を取り壊し、新たに巨大な市庁舎を新築するという計画があることを知り、わたしたちは深く悲しんでいます。
〜(中略)〜
 こうした風景をこれからも守り育むためには、それぞれの時代の良いもの、美しいものを残し、町の中に歴史を積み重ねていく努力をづづけていかなくてはな りません。比較的新しいからといって、優れた建物を消し去っていけば、歴史は何も残りません。国宝のお寺を守るだけでは、尾道の目指す「歴史都市」をつく ることはできないのです。
〜(中略)〜
 尾道市民のみなさん、どうか公会堂と尾道市庁舎本館を壊さないでください。それを決断できるのは、今尾道にお住いの市民の方々しかありません。私たち東 京の「尾道人」の心の支えであり、誇りである尾道が、これからもさらに魅力ある歴史都市でありつづけてくれることを心から願っています。

かわぐちかいじ(漫画家)
恵谷 治(国際ジャーナリスト)
陣内秀信(イタリア都市建築史家/法政大学教授)
塚田佳男(音楽家)
藤木竜也(建築史家/千葉工業大学准教授)
藻谷浩介(日本総合研究所調査部主席研究員)


本会、第四回目の意見広告は、京都からいただいたメッセージ! 《京都大学で増田友也先生から建築を学んだ有志より尾道市民のみなさんへのメッセージ》が、平成27年4月19日付の山陽日日新聞最終面に掲載されました。


・4月11日(土)から、「尾道の将来を考える会」のパネル展示会を開催しています。会場は、尾道東土堂町の「光明寺會館」。
 昨年3月から取り組んできた「新しい尾道の市庁舎を考えるー歴史を生かした建築と経済的な耐震補強は可能かー』の検討、検証の結果、
 そして、私たちの考える具体的な提案、計画案をパネルにまとめ展示いたします。
 展示パネルの内容をご覧いただき、より良い「新しい尾道の市庁舎のあり方」をご想像していただければ幸いです。
 みなさま、どうぞ、足をお運びください。

 「尾道の将来を考える会の活動報告−新しい尾道の市庁舎を考える−」

 会  場:光明寺會館(尾道市東土堂町2-1) TEL.050-1537-5353
      http://komyoji-kaikan.blogspot.jp
 展示期間:2015年4月11日(土)〜20日(月)
 休館日 :火曜日、水曜日
 開館時間:11:00〜18:00


 ※展示パネル一覧:光明寺會館での展示パネル(.pdfファイル約8.4M)はご覧いただけます。ご来場いただけない方もどうぞご覧ください。
  また、ご自由に拡散してくださって構いません。
 ※展示パネルは複製(A1サイズ)、リサイズ(A3サイズ、A4サイズ)、また、A3サイズ以下はラミネート加工もできます。
  うちでも展示を、あるいは、小さいサイズであれば大丈夫、と、展示のご希望あれば承ります。お知らせください。

 ・本会、第三回目の意見広告を、平成27年4月9日付の山陽日日新聞最終面全面に、《次世代の若者たちに巨額の借金(合併特例債)を残してはならない!−私たちは歴史を味方にした「市民のためのまちづくり」を提案します。ー」を掲載しました。


「(平成26年度)尾道市歴史的風致維持向上計画変更(素案)」についての意見の募集に際し(パブリックコメント)、尾道の将来を考える会としての意見書を尾道市に提出しました。(2015年3月13日提出)


本 会、第二回目の意見広告を、平成27年2月7日付の山陽日日新聞最終面全面に、《市庁舎本館は改修により今後50年以上使用可能で、以降、過大な補修も必 要ない。ー広報おのみち(平成26年4月号)3ページの「耐震改修を行っても耐用年数は伸びない」は、誤り!ー》のタイトルで掲載しました。前回の意見広告(第一回目平成26年12月19日付山陽日日新聞)でご紹介したパブリックコメントでの私たちの質問に対する尾道市の回答(No.37〜 No.63)が市のホームページ上にありましたので、主な回答をご紹介し本会のコメントを記載しました。



・第4回勉強会でご講演いただいた藤木竜也先生(千葉工大准教授)の、尾道市庁舎と尾道公会堂についての論考は、現在、論文修正中につき、公開を一時停止しております。ご了承ください。



・第4回勉強会:『オノミチ・まちづくり講演会』は無事終わりました。
        「どのようにして米子市公会堂(設計/村野藤吾1958年)は残ったか」
の話題で藤木竜也先生(千葉工大准教授/元米子高専)にお話しいただきました。
        ・日時:平成26年12月22日(月)午後7時〜 /・会場:しまなみ交流館1F市民ギャラリー/・参加:無料(お申込は不要)

(※米子市公会堂の改修履歴の記載に誤りがあったことがわかりました。2006年の改修工事はなくて、1980年と2014年の2度。記載を訂正しましたので修正版として掲載いたします。お詫びいたします。)





・山陽日日新聞最終面全面に、《五十年後の未来、遺産として評価されるのは1.7倍の新築か適切な改修か? 昭和の代表的建築物・市庁舎と公会堂を解体し、歴史文化都市の名を自ら捨てる尾道市!》のタイトルで、「尾道の将来を考える会」の[意見広告]を掲載しました。(2014年12月19日付)(※米子市公会堂の改修履歴の記載に誤りがあったことがわかりました。2006年の改修工事はなくて、1980年と2014年の2度。記載を訂正しましたので修正版として掲載いたします。お詫びいたします。)


尾道市庁舎整備基本構想(素案)等に対する意見の募集に際し(パブリックコメント)、尾道の将来を考える会としての意見書を尾道市に提出しました。(2014年11月10日提出)
 

「尾道の市庁舎と公会堂が解体の危機!ー歴史都市の名を自ら捨てる市庁舎新築計画の見直しを求めて」のタイトルで、月刊誌「建築ジャーナル」2014年10月号に「尾道の市庁舎と公会堂」の問題が掲載されました。(2014年10月1日発行)
 

・『公会堂の存続を求めて市内の演芸団体が陳情書を提出』(2014/9/2日)、演芸団体の島原重光代表が、1,112分の署名を添えて陳情書を提出。 色々なところや立場で意見し盛り上がることが大切です。特に、公会堂の解体には看過できない方々が沢山いられると思います。(中国新聞2014/9/3日朝刊より

・平成26年度、尾道市教育委員会会議8月定例会において、審議された「尾道市公会堂を廃止し、尾道市公会堂別館を尾道市市民会館として設置し、管理す る」ことへの5人の教育委員の見解表明の後、公会堂機能の廃止し、公会堂別館を市民会館にするという決議が採択されました。(2014.8.27日)
 その際、非常に熟慮された素晴らしい見解を発言をされた、山北篤教育委員長の発言原稿の公表のご快諾を得ましたので、全文を掲載いたします。
 翌日2014/8/28の新聞記事も合わせてご覧ください。


「尾道市の庁舎新築計画への疑問」(合併特例債の落とし穴)について「路地ニャン公の尾道ホッと情報」ページに解説がなされています。
 他にもシリーズとなって解説(尾道市庁舎新築への疑問増田友也の尾道市庁舎と公会堂)がなされています。

・尾道市のホームページに「尾道市庁舎整備検討委員会からの意見書の提出について」というページがあり、
 関連書類として5回に渡って開催された検討委員会の資料と議事要旨(第1回第2回第3回第4回第5回意見書)が公開されています。
・検討委員会各回の資料・議事要旨を拝見するとかなり乱暴で強引ともいえる議論を経て、公会堂を解体しそこに新市庁舎を建設することが望ましいとの結論を急いで出し意見書を提出していることがよくわかります。


・第3回勉強会:新しい尾道の市庁舎を考えるー歴史を生かした建築と経済的な耐震補強は可能か(その2)ー
        平成26年8月26日(火)午後7時〜午後9時@尾道市立中央図書館2F視聴覚ホールで開催しました。


「尾道市庁舎本館・公会堂の保存改修と活用を推進する会」が、尾道市の新市庁舎建設計画に対しアピールと署名運動(おのみちアピール)をはじめました。(2014/7/31日)
 ・『スクラップ&ビルド(壊してはつくること)を止めて、賢く使いこなそう』というメッセージが、具体的な理由と解説、提案とともに大変詳しく記載されています。
 ・尾道市長並びに尾道市議会議長宛の「陳情」署名用紙が同封されています。
 ・ご賛同された方は、ぜひとも多くの方々にお広めください!!
 ・このサイトからもダウンロードできます。プリントアウトしてお使いください。(印刷物での配布は8月4日以降になります)
  
  (onomichi_appeal.pdf 約3.5M)

・尾道市庁舎本館と尾道市公会堂の竣工当時の記事を引用掲載します。
 設計者増田友也の文章をはじめ施工者の文章等、設計意図等が確認できるいづれも大変貴重なものです。
 ・尾道市庁舎:雑誌『新建築』1960年8月号より
 ・尾道市庁舎:雑誌『建築と社会』1960年9月号より
 ・尾道市公会堂:雑誌『建築と社会』1963年6月号より
 ・竣工当時の尾道市庁舎と尾道市公会堂の写真

・コンクリートの補修についてわかりやすくまとまっている資料をご紹介します。
 文部科学省のサイトに掲載されている資料からの引用になります。
 ・学校施設の長寿命化改修に係る手引作成検討会(第1回) 配付資料
 ・コンクリートの耐用年数については適切な処置をすれば今後維持されると考えるのが専門家の認識です。
  (上記配布資料6 野口委員提出資料p.7参照

・新しい尾道市庁舎について、経済的な耐震補強の可能性や建築的価値についてのシンポジウムを開催し、
保存活用の可能性を探り勉強会を進めている声のあることが中国新聞(2014/3/30日付朝刊)の記事になりました。

・第2回勉強会:USTREAMでライブ中継予定です。http://www.ustream.tv/channel/onomichifuture
       (※第2回勉強会は無事終了しております。ライブ中継は機材の不調でできませんでした。お詫び申し上げます。)
        録画はできておりますので、後日、アップしたいと思います。今しばらくお待ちください。)

・第2回勉強会:新しい尾道市庁舎を考えるー歴史を生かした建築はどのように可能かー
        シンポジウム「尾道市役所本館・公会堂と設計者増田友也の建築的価値」
        3月16日(日)午後3時〜@尾道商業会議所2階 議場で開催しました。


・第1回勉強会の内容が、びんご経済レポート(No.1871号、2014/3/10発行)に詳しく紹介されました。

・第1回勉強会の内容が、朝日新聞(2014/3/6日付朝刊)の記事になりました。

・第1回勉強会:「第1回勉強会の報告」になります。
       (構造耐震判定指標(Is)の参照:国家機関の建築物及びその附帯施設の位置、規模及び構造に関する基準

・第1回勉強会:勉強会資料(資料1 資料2 資料3)になります。

・第1回勉強会の内容は、USTREAMで配信中です。http://www.ustream.tv/channel/onomichifuture
                           
・第1回勉強会:新しい尾道市庁舎を考えるー歴史を生かした建築と経済的な耐震補強は可能かー
        3月5日(水)午後7時〜@しまなみ交流館1階 市民ギャラリーで開催しました。


・日本建築学会中国支部から尾道市長宛に提出された「尾道市庁舎本館と公会堂の保存・活用に関する要望書」(2014/2/17日付)
・あわせて付された日本建築学会中国支部建築歴史意匠委員会の「尾道市庁舎と公会堂についての見解」(2014/2/17日付)


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     (※メール送信時には(at)を@に置き換えてください)

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